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おりがみ手帖

おりがみアクセサリー制作日記①~イヤリングができるまで~

こんにちは!
湿度の高い日が多いなと感じることが多くなり、早くも6月が来てしまう事実にびっくりしています。
いかがお過ごしでしょうか?そろそろ夏の準備を始めてもいいかもしれませんね!

夏の準備といえば、来る7月はパリ五輪!……でもありますが、ART GALLERY 折神としましては

『Japan Expo Paris 2024』

こちらの準備に追われております~!

先日お知らせいたしましたが、ご縁があり、ART GALLERY 折神のおりがみアートをパリにて7月に開催される『Japan Expo Paris 2024』に出展することとなりました。
海外の皆様にもおりがみアートを楽しんでいただけるよう、アーティストの皆様と一緒におりがみアートやおりがみグッズを鋭意制作中です!

その中でも、今回は制作中のおりがみイヤリングをご紹介します!

おりがみイヤリングができるまで

ざっくりとした工程はこちら。

①5cm角程度の大きさで折り紙を折る。
②アクセサリーの金具が通るように折り紙を加工する。
③折り紙に水性ニスを塗り、しっかりと乾かしてコーティングする。
④金具を取り付けて完成。

なんとなく単純そうですが、全ての工程で隅々まできっちり仕上げる丁寧さが求められます。(難しい……)
早速作っていきましょう!

①5cm角程度の大きさで折り紙を折る。

①5cm角程度の大きさで折り紙を折る。

折りました。
こちらは『すずらん』の折り紙です。
小ぶりな花なので、小さく折ると可愛らしさが増しますね!

ポイントとしては、紙を二重にして作りを丈夫にしています。
二重にすることで紙の裏地ができてアクセントカラーに◎

つまようじ等を使いながらしっかりと折り込んできます。小さくて折りにくいですが、ここが重要となります!

②アクセサリーの金具が通るように折り紙を加工する。
③折り紙に水性ニスを塗り、しっかりと乾かしてコーティングする。

③折り紙に水性ニスを塗り、しっかりと乾かしてコーティングする。

金具の通り道になるように、すずらんの先端を少しカットしました。

おりがみは当然、紙から作られているのですが、それをアクセサリーにするには耐久性が心配……。
ですので、コーティングでひと手間加えてアクセサリーとして使えるようにしていきます!

すずらんの形を綺麗にキープしながら水性ニスを塗っていきます。
ここも少しずつ丁寧に。
何度か塗って乾かしてを繰り返すと、ちょっとやそっとでは潰れない丈夫な仕上がりになります!

④金具を取り付けて完成。

④金具を取り付けて完成。

イヤリングパーツを取り付けて完成です!
青色と金色のシックな仕上がりになりました!
和紙の質感を残しつつも、しっかりとしています。
なかなか根気のいる作業ですが、素晴らしい作品を皆さまにお届けできるようさらに改良を重ねていきたいと思います!

関係ないですが、私は小さな頃からセボンスターのような大ぶりでキラキラとした装飾品が大好きで、おりがみアクセサリーにもトキメキをとっても感じています。
ペンダントトップやリングにしてみても絶対に綺麗で可愛いはず…!

Japan Expo Paris 2024に向けて、今後もさらに制作作品をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

それではまた!

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