唯一無二の大作おりがみアート「阿波踊り」にまつわる制作裏話
こんにちは!
厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
神山町では気持ちいい晴れの日が多いですが、それでも空気は冷たく手先が冷えてしまいますね。
折り紙づくりには大敵な冬を乗り越えたいので、本日はホットなお話をしたいと思います。
ホットなお話、それは…徳島県が誇る夏の風物詩、「阿波踊り」です!

阿波踊り/釜内哲子(徳島おりがみ研究会)
ART GALLERY 折神では、「阿波踊り」モチーフの作品を多く取り扱っています。
徳島県のアーティストならではの着眼点で作られた阿波踊りの作品は、どれも表現の工夫が凝らされており、折り紙の表情豊かさに驚かされます。
さらに、驚く理由は制作方法の中にもありました。

阿波踊り/森田喜代(徳島おりがみ研究会)
なんと、踊り子の体は私たちに馴染み深い「折り鶴」から出来ているというのです。
折り鶴を応用して、折り鶴の羽や首にあたる部分を、踊り子の手足にしているそうです。
また、同じ阿波踊りでもアーティストによって表現の工夫の違いが見られます。


阿波踊り/佐藤淑子(徳島おりがみ研究会)
例えば、こちらの佐藤淑子さんの作品では、踊り子の体に使用している和紙を、玉ねぎの皮で染めているとのこと。
自らの手で染めることで、絶妙な肌色の風合いの違いが踊り子1人1人に表れています。


徳島の夏/森田喜代(徳島おりがみ研究会)
森田喜代さんの作品は、踊り子の衣装を藍染め和紙で作っています。
藍染めの名産地でもある徳島県の魅力が作品から伝わってきます。
徳島おりがみ研究会の皆さんの研究によって編み出された阿波踊りの折り紙は、唯一無二の表現方法であると共に、折り紙の奥深さ・親しみやすさを伝えているのですね。
こういった制作裏話を聞くと、作品を鑑賞する視点がまた変わってきて面白くなりますよね。
おりがみアートの裏話は今後もお届け予定ですので、次回もどうぞお楽しみに。
それではまた!